今回は屋外を歩くことについてお話しさせていただきます。通所リハビリで勤めていますと、ご利用者みなさんの生活圏を制限することはどんなことだろうと考えることがあります。何といっても屋外歩行の能力がその一つに挙げられると考えます。みなさん若かりし頃は好きなように外へ出ていらっしゃった事でしょう。レストランへ、ホームセンターへ、公園へ行くことが当たり前だったと思います。しかし、足腰が弱くなったり、転倒を機に骨折してしまったりすることで、外へ出る機会が少なくなる様です。経験則でしかありませんが、日常生活の中で定期的に屋外へ行かれる方は身体機能を維持できる方が多い様に思います。単純に生活の中でまとまった運動量が確保されていると身体機能が維持できる方が多い、とも言えるかもしれません。
写真は今エバーグリーン前に咲いている紫陽花です。今年は花の数が少ないものの、綺麗に咲いています。外へ出ることで季節の移ろいを感じ、五感を刺激してみては如何でしょう？是非リハビリ職員にそのお手伝いをさせてください。