2023年8月24-26日、新横浜で開催されたAO basic courseに講師として参加しました。


（新横浜駅）


（新横浜の風景）

AO (Arbeitsgemeinschaft für Osteosynthesefragen) は、
1958年スイスで創設された骨折治療に関する国際的な研究グループです。

約60年の時を経て、国際的、外科的、そして、科学的な研究財団へと発展し、
世界各国20,000人以上の整形外科医・外傷医、手術室看護師、獣医師が所属する世界有数の学術的組織となり、
外傷及び骨接合法における”世界的な基準”と呼ばれるほどになりました。

2008年には、より高度で専門的な外傷治療を目指す外科医に
臨床・教育・交流の場を提供することを主な目的とした
AO Trauma部門が設立され、日本支部は1998年に設立されました。

AO basic courseは卒後5-10年程度の整形外科医を対象とし、
年に3コース開催され、大学の垣根を越えて計300人の若手整形外科医が参加しております。

これは毎年合格する整形外科専門医の約半数に上ります。

金谷(富永草野病院理事長)は2004年より役員を務め、国内外で骨折治療の講師を務めております(図1)。

コロナ禍で制限された開催を余儀なくされておりましたが、4年ぶりに通常通りに開催することができ(図2)、
国内外の講師と交流の場を持つこともできました(図3)。

図1.骨折治療の原則をプラスチック骨を用いて説明


図2.受講者と記念撮影（後列右から４番目）
 

図3.国内外講師との懇親会（左から２番目）