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ヨーロッパ整形外科学会参加報告
2025.07.03
富永草野病院
ヨーロッパ整形外科学会参加報告
股関節外科部長 伊藤 知之2025年6月11～13日、フランス第二の都市リヨンでヨーロッパ整形外科学会(EFORT)が開催され、当院で行っている人工股関節全置換術（THA）の発表をしてきました。
6月のフランスは梅雨などなく、近年の温暖化もあいまってか猛暑の中ではありましたが、シティインターナショナルコンベンションセンターで3日間に渡り学会参加してきました。
当院で一番行われているTHAに関する報告ですが、臨床成績は他のヨーロッパ各地におけるどの病院よりも良好なものであり、自信をもって患者さんにお勧めできる結果であることが再認識され、ほっとしておりました。手術は一人ではできず、病棟・手術室・外来・事務とチームで頑張り始めて結果が付いてくるものです。この場をお借りして当院職員の皆様には感謝申し上げるとともに、引き続き県央地区における医療のレベルアップに貢献できるよう、医療従事者の誇りをもって仕事をして頂けると幸いです。
ところでリヨンはフランス南東部に位置しローヌ川とソーヌ川の合流地点にある風光明媚な観光都市でありました。パリから南東に約460㎞、TGVで約2時間の距離にあり中世からルネサンスの建築がよく保存されている街である一方、フランス美食の都とも呼ばれかの有名なシェフであるポール・ポキューズの出身地ということもあり食事もおいしく、学会以外の時間もあっという間に過ぎてしまう濃厚な海外発表となりました。
学会会場となったリヨンシティインターナショナルコンベンションセンター
ポスター発表
フルヴィエールノートルダム大聖堂とガロ・ロマン劇場
