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金谷理事長がアジアパシフィック手外科学会連合(APFSSH)のプレジデントに就任しました
2025.10.14
富永草野病院
手外科とは首の付け根から指先までの上肢を対象とした整形外科・形成外科の一分野です(なお、肩と肘はそれぞれ独立した学会があります)。IFSSH(国際手外科学会連合)は1966年に設立され、63カ国の65学会で構成されています。3年ごとに開催される学術集会で卓越した業績をあげた人物に対し、「Pioneer of Hand Surgery(手外科の先駆者)」の称号を授与します。金谷理事長は今年米国ワシントンで 2025/ 3/24-28で開催されたIFSSH式典でPioneer of Hand Surgeryを授与されました。
IFSSHは全世界を北米・中米、南米、アジアパシフィック、ヨーロッパ・アフリカの4地域に分けています。日本が所属するAPFSSH(アジアパシフィック手外科学会連合)は12カ国(オーストラリア、香港、インド、インドネシア、日本、韓国、マレーシア、ニュージーランド、フィリピン、シンガポール、台湾、タイ、 アルファベット順)を創立メンバーとして設立され、第1回APFSSH学術集会は1997年3月にオーストラリア・パースで開催されました。現在はバングラデシュ、ネパール、UAEがメンバーに加わり15カ国となりました。 2年ごとの学術集会ではアメリカやヨーロッパからの参加者も多く、参加者は1000人以上にのぼります。2025/9/10-13においてインドのムンバイで開催されたAPFSSHにおいて、金谷理事長が第15代Presidentに就任し、加えて2029年の日本東京開催が承認されました。本会の創設者は恩師の故田島達也先生(新潟大学名誉教授、APFSSH初代president)であり、誠に光栄です。また本会の日本開催は2005年大阪以来ですので24年ぶりになります。多くの医療関係者のご参加をお待ちしております。
会場
Dan Nagel IFSSH 会長
左からProf Kanaya, 次期会長・Mr. Berger, 会長
左からRaja Sabapathy前会長(現IFSSH会長)、Goo Hyun Baek前前会長
会長メダル